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図書館で一冊の詩集を見つけました。
とても素敵な詩集。
踊る言葉。 余白を彩る文字。
遊んでいるようで大真面目なふりしておちゃめで深刻で悪戯好きでそれでいて華やかな詩。
ウィット、テンポ 技術
こんな詩は初めて。
感想は「素晴らしい!」(笑)
―――創作意欲が湧いて久しぶりにたくさん詩を書きました。
いつもとちょっと違う。
影響されているのがすぐに判る文体ですが(苦笑)
愛したら手遅れになる
愛していない時でさえ
(己の執着が) 恐ろしくてたまらないのだから
ただ美術品のように遠くに居るだけでいい
(もうそれだけで既に) ゾッとするほどに惹かれているのだから
近付くのも手に入れるのも
恐ろしい
だってもうこれ以上奪われるなんて
尊厳もアイデンティティも心を構成する欠片一つだって粉骨されるのと同じ事なのだから。
怯える僕を 君は嘲笑う か?
とても素敵。
言葉はとても素敵です。
口下手で素直じゃなくて不器用で駄目な私
でも紙面上の言葉はとても自由で作曲家の気分。
画家の気分。指揮者の気分。アーティストの気分。
言葉を紡ぐとはものを作るのと同じ
形で存在でいろんな事が、いろんな人にいつだって伝わる。
とっても素敵な事ですね。
言葉を想う時が一番幸せです。
私は本当は私の事を嫌いなのか好きなのかどうにもよく判らないのです。
心の狭さは経験の浅さ―――と思いたい。
決して生得的なものでなく。
……でも逆に、生得的なものであったらならば……と逃避している自分がいます。
どちらにしろ現状が上手くいかない事を言い訳がましくこじつけているだけのような気も。
私が最低な事に変わりはありません。